神官トーアの戴冠式
ロベルタ陛下の「もう長くない気がする」を聞いたのが昨年の26日。まだ10日も経っていないのだが。
240年2日、国王ロベルタ・ビリンガム崩御。
25歳は大往生だろう。
「おだやか」な最期だった。
王家の居室まで妻イレーヌが迎えに来てくれた。
国王看取りの終わった時点では、翌日の予定は変更されない。
翌日朝には戴冠式のスケジュールが書き換えられている。
戴冠式は昼一刻。ナトルの授業は神官の代わりに奏子が行うとして、議会は議長のみで進めるのだろうか。
ロベルタ前国王の葬儀が終わった様子。
戴冠前の女王ダイアン陛下は今日お誕生日らしい。
昨晩に引き続き妻イレーヌが気遣ってくれる。
仲良しを亡くした時は、特別に優しくしてくれるプログラムなのだろうか?
さて昼一刻となり。
戴冠式の神官は仕立て屋衣装で出られるらしい。
正装できた方がよかったかもと後悔しつつ、赤ずきん衣装で戴冠します。
こんなシズニの代理人ですみません。
ミリー国王から数えて6代目の国王ダイアン・ビリンガムの誕生です。
ダイアン陛下は17歳。PCトーアではこの1回しか戴冠式をしないだろうと思われる。
お召し物お似合いです、女王陛下。
王太子となったラトランド君(8歳)に話しかけると、彼も彼の母と同じく今日が誕生日で、さっそく婚約をした様子。
お相手はファウベル家のセシィ嬢。
自分の子供を王室入りさせようと企んでいる悪代官トーアは、さっそく式の日取りを確認。
今年の24日。心得ました。
王太子殿下の第一子と同じ学年までにもう1人子供を作れそうだ。
レストの花を使って性別調整してもいいかもしれない。
春風に誘われてまた旅人が1人エルネア王国へやってきた。
城壁の邸宅暮らしの神官が便利なのは、朝シズニ神殿へ花を摘みに行くついでに、入国したばかりの旅人に挨拶できること。スペック確認が簡単にできる。
花の邸宅住まいの神職ではこうはいくまい。
春から咲くパロマの花を摘み終えて、懲りずに奏女の寝込みを襲おうとすると、またこの奏女は奏女室に男を連れ込んでいた!
一人暮らしだから羽目を外すのはわかるけども!
全く最近の若者はけしからんよ!
自分の所業は棚にあげてぷりぷり怒っていると、妻が朝ごはんを作って持ってきてくれた。
今日の朝ごはんは…
皇帝のテリーヌ!
難しい料理も難なくこなす賢い妻イレーヌ様なのだった。
皇帝のテリーヌを朝食とする優雅な春の休日。
神官の午前のルーチンとしては、朝、家族が寝ている間に神殿へ行き花を摘む。摘み終わったら朝食。葬儀や行事があればそのあと朝食。朝食のあとは、仕事が昼一刻にあれば昼まで家族や友人と採取やデートなどして過ごす、なければダンジョンに誰かを誘う。という組み立て方が良いと思う。朝食前に会いにきてくれる家族や友人がご飯を作ってきてくれることもあるし、これが一番効率良く感じる。朝一刻のうちに花摘みを終わらせるには、近くの家へ引っ越すか、転移石を使うかしなければならないが。
春にはイレーヌにこれを着せたい。
ルグデルの衣装橙。
かわいいんじゃー。
春のイレーヌさんは後ろ姿もぬかりなし。
イレーヌさんは、近衛騎兵・魔銃兵ともに志願申し込みなし。来年はエルネア杯だし、イレーヌさんの制服姿はもしかしたら拝めないかもしれないなぁ。
ちなみに、近衛騎兵志願者は今年は全員女性だった。