グリニャールの祝福

スマートフォン用ゲームアプリ「ワールドネバーランド エルネア王国の日々」のプレイ記録です。ミリー国民です。5代目の神官の立場で、業務のことや、初期国民のこと、日常のことなどを少しの間だけ書く予定です。

マティ・デネスの看取り

マティ・デネスといえば、昨年末の評議会議員選挙で議長に就任にしたことが記憶に新しい。

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老いを寄せつけぬハンサムぶりである。

26歳。現在の我がミリー国での最長老である。

いよいよ危篤であるとの知らせを受け、神官トーアは郊外通りにあるマティ・デネスの家を訪ねた。

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マティ・デネスのデネス姓は妻の実家のものである。すでに亡くなっているマティの妻マリナが、フェリクス・デネスの孫なのだ。

 

デネス家の初期国民が、21歳妻カピトリーナ17歳夫ガスパールの熟年夫婦2名だけだったことは、すでに「ドナート・マーウィンの看取り」で述べたので多くは語らない。我がミリー国では、この夫婦の一人息子フェリクス・デネスが、デネス姓の祖である。

 

ひとつだけ付け加えよう。家系図によるとフェリクス・デネスの誕生日は192年27日となっているから、192年2日、つまりPCがエルネアに入国する前日に初期デネス夫妻は第一子を授かったことになる。なので他のミリー国でもデネス夫妻に27日生まれの第一子ができることは決定している。懐妊時に性別まで決まっているかは定かではないからデネス姓がエルネアに根付くと決定しているかはわからない。

 

初期デネス夫妻についての詳しいデータを見ると、夫ガスパールは享楽的な性格で何の称号もないが、「よく気が効く」妻カピトリーナは剣士と功労者の称号を持っている。初期データでは2人とも国民だが、城下通りに住んでいるのはカピトリーナの過去の実績によるものだろう。そして彼らの子のフェリクス、その子ジェレマイアも城下通りで育ち、騎士として国に貢献するようになる。フェリクスの孫マリナの婿マティ・デネスは農場代表で評議会議長だ。

 

かつての華々しい家名が断絶し、血筋が途絶え、残っている一族もかつての輝きを失っている240年のエルネア王国で、デネス家の活躍を見るのは何とも不思議で少し痛快だ。

 

マティ自身の実家はガリカ家である。

240年の我がミリー国では、ガリカはビリンガムに次いで、よく目にする名字となっている。

初期ガリカ夫妻には4子がいて、そのうち3人が男児である上に、長男トム、次男ジェローム、三男グウィン、どの系列のガリカ姓においても断絶がおきていない。この幸運が現在のガリカ家の繁栄の正体だ。

 

マティは、初期ガリカ三兄弟の次男ジェロームの孫である。ジェロームはアモロス家の末娘セシリャを妻とし、セシリャのガリカ家入りをもってアモロス家は断絶している。

 

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マティ・デネスはその性格「頑固一徹」が示すように、農場を極めた仕事人としてその生涯を終えた。

 

マティの長男ロトはガリカ姓を、次男リーアンはカーゾン姓を名乗っている。

デネス姓は、マティの妻マリナの妹エマの子孫に引き継がれて行く。