マイケル・サンペリの看取り
マイケル・サンペリ危篤の知らせを受けて、噴水通りにある自宅を訪ねたが誰もいない。
しばらく外で待たせてもらった。
このスクショを取った時点で一旦アプリを閉じたのだが、その次にアプリを開いた時は2刻巻き戻されており、マイケルは帰ってこなかった。看取りの瞬間まで外出している事例は初めてだ。
さて、我がミリー国ではすべてのサンペリ姓が初期国民マヌエル・サンペリに連なる。マヌエルは初期国民バーニス・タラレクを妻とし3子をもうけた。長女エドヴィーナはルガード家に嫁ぎ、サンペリ姓は長男ピノ次男フェデリコが継いだが、フェデリコ系サンペリ姓はフェデリコの子の代で途絶えた。現存するサンペリ姓はすべてマヌエルの長男ピノに連なり、マイケルはピノの孫にあたる。
マヌエル・サンペリの姉タバサは、初期国民アマンシオ・バルデムに嫁ぎ一男一女をもうけた。タバサの息子マイカは、初期国民ロブ・リヴェット、オリビア・リヴェット夫婦の長女ヴェラを妻とし娘を2人授かったが、いずれもバルデム姓を継がなかったので、バルデム家は断絶した。
マイケルの妻マリエルはオルロフ家出身である。オルロフ姓は熟年者ふたりが生存するのみであり断絶が決まっている。
マイケルの長女エリーナは山岳マーウィン家に嫁いだ。今年結婚した長男ラウールはビリンガム姓を名乗っている。
サンペリ姓はマイケルの弟のグレーブの子供たちが引き継いでゆく。