グリニャールの祝福

スマートフォン用ゲームアプリ「ワールドネバーランド エルネア王国の日々」のプレイ記録です。ミリー国民です。5代目の神官の立場で、業務のことや、初期国民のこと、日常のことなどを少しの間だけ書く予定です。

ウルリヒ・マーウィンの看取り

山岳兵の看取りが続く。神官トーアの叔父ウルリヒ・マーウィンが危篤になったのは、マール・エドモンドを看取った翌日のことだった。

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ウルリヒ・マーウィンは三代目PCハンナ・ジュガーノフの三男で、山岳ジュガーノフ家から山岳マーウィン家に婿入りし、一生を山の上で過ごした。

祖父レズリー、祖母キラ、母ハンナ、兄カムイル、妻フェリーチェ、そして甥アゼルという歴代の龍騎士を近しい親族に持ち、血筋・実力ともに十分でありながら、ドルムの山の掟のために、ウルリヒ自身が日の当たる名誉を得ることはなかった。もちろんウルリヒはそれを承知の上で、山に生きて死ぬことを選んだのだ。
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ウルリヒの妻も兄も姉もすでにガノスに召されていて、妹のハイリ(元4代目PC)だけが、ウルリヒの一生を知る親族である。
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探索漬けの生活を送るハイリも、ウルリヒの最後を見届けにやってきた。
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ウルリヒ・マーウィンの生き様を心に刻みつけ、トーアは山岳兵団の村をあとにした。

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ウルリヒの一人息子ルシアーノがマーウィン家を継いでいる。


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4代目ハイリをナーガの使者が訪う日も近い。