オーガスタ・カーゾンの看取り
日々NPCの死と関わる神官職だとしても、昔から交流のあるNPCの死は特別に感じる。
242年17日。神官トーアが新成人の時から憧れていたオーガスタ・カーゾンが危篤。
噴水通りD-4-1。農場代表を任されるほど長く農場に勤めても、オーガスタは郊外通りに引っ越さなかった。この家に夫フィンと娘カーメラの思い出があるからだろうか。
「責任感がある」フェルタの手持ちのオーガスタさん。過去には近衛騎兵団にも所属していたことがある万能なNPC。二度の失恋を経験していて、恐らくは騎兵時代に山岳兵長子との恋があったと思われる。
70万ビーを超える所持金、通算20万を超える仕事ポイント。
今年も評議会議員を務めながら、秋前に16000ポイントを納める仕事ぶり。
武器のビーストセイバーは限界まで強化されている。
夕方、森の川辺方面から歩いてくるオーガスタさんを発見。
最後のラゴ釣りか、近衛時代の同僚への挨拶か。
夫フィンは初期国民フョードル・カーゾンのひ孫。
オーガスタ自身はブラウン家の出身。
初期国民で農場代表のキャロリン・ブラウンの系譜に連なる。
ブラウン姓は断絶しているが、オーガスタはまさにキャロリン・ブラウンの再来とも言えるNPCだった。