ルエラ・アルボガストの看取り
243年の収穫祭の夕刻。
釣り大会の表彰式を終えた神官トーアは、噴水通りA区へ向かった。
「わがまま」なルエラさん。26歳は長生き。
探索が好きな様子で、マシンズピスタもカンストしている。
国民で星3武器をカンストさせているのは珍しい。
伴侶をなくしているが、トーアは看取っていない。
夫のアマンシオはルエラと同学年ながら、五年前に21歳で亡くなっている。
長女ジェマはマーウィン姓を、長男のマサイアスはヴァンフック姓を名乗っている。
アルボガスト姓は現在最も数の多い姓の一つなので断絶の心配はない。
ルエラの母方の実家はコラール家で、ルエラは初期国民トレバー・コラールの孫である。
また、ルエラのアルボガスト姓はルエラの実家のもので、初期国民ハミルトン・アルボガストの系譜に連なる。ルエラは、ハミルトン・アルボガストの孫でもある。
ルエラの長女ジェマは、葬儀の日18歳の誕生日を迎えた。
26歳の大往生ともなれば、喪主が熟年NPCのこともある。
ジェマの娘でルエラの孫のポーレットは奏女を務めたこともある。