アマンド・シャリフ の看取り
アマンド・シャリフ の看取りを終えた。
アマンドはオルロフ家出身。アマンドの父は初期国民イェニー・オルロフの長男バルミロで、アマンド自身はイェニーの孫にあたる。
イェニー・オルロフはレイトン家のジュリアを妻に迎えた。レイトン家は娘が2人いて長女レナは山岳ジェンキンス家に入った。次女ジュリアのオルロフ家入りをもってレイトン家は断絶した。
なおアマンドの実家であるオルロフ家は、現在オルロフ姓を名乗る国民が熟年者2人だけであり、断絶が決まっている。
アマンドの妻シェイラ・シャリフは初期国民ボードワン・シャリフのひ孫である。ボードワン・シャリフは、初期国民シド・グリーソン(勇者と元老の称号を持つ初期近衛騎士)の一人娘エリーザを妻とした。エリーザのシャリフ家入りをもってグリーソン家は断絶した。
ボードワンには、長男ルイスペドロ・次男ガエタン・三男ローウェンという3人の息子がおり、それぞれ2人ずつ計6人の孫ができたが、次男ガエタンの娘フリエ以外、ボードワンの孫は誰もシャリフ姓を継がなかった。このフリエ・シャリフに現存するシャリフ姓は連なっている。
フリエの母でガエタンの妻のティリーは、初期国民フィル・アシュの娘である。フィルは初期国民ジャスミン・マホニーを妻とし2人の間には娘が2人生まれたが、長女コリンナはモンロー家に、次女ティリーはシャリフ家にそれぞれ入り、これをもってアシュ家は断絶した。
フリエ自身は名門ジョンソン家のマリオを夫とした。
アマンド・シャリフの家系図を紐解くことで、レイトン家、グリーソン家、アシュ家の断絶時期が明らかになった。
つい2日前に収穫祭があった。アマンドの次男ルネは豊穣の祈りでエナの子を務め、昼にはシズニ神殿で結婚式をあげた。息子の晴れ舞台をしっかりと目に焼き付けて、アマンドは満足げにガノスに旅立った。
アマンドの2人の息子、ニルスとルネはどちらもシャリフ姓を名乗っている。