2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
春のフィナーレである収穫祭も終わり、その夜のこと。 マティアス・エドモンドを看取ったのだが、様子がおかしい。 小さい子の体が白抜きになっている。変だな?と思った次の瞬間… ギャーーーーーーー!!! 顔がない!!!!!!! 笑顔ではとてもいられな…
愛妻イレーヌ様が農場管理官になったことを受け、神官トーアは朝のルーティンの見直しを考えていた。 今までは、朝起きる→神殿にダッシュ→途中で旅人がいたら挨拶→花を摘んで→奏女室チェック→葬儀→帰宅して朝ごはん、この流れを採用していた。葬儀によって神…
242年8日。収穫祭の華やかな雰囲気に包まれるエルネア王国。 噴水通りでマティアス・エドモンドの看取りを終えた。 色々動揺することがあったので、記録が十分に取れなかった。 「動揺すること」の詳細は他記事で書いたためここでは割愛する。 grignard.hate…
麦刈りを終えて、アモス・ジュガーノフの部屋を訪れると、何やら上機嫌なアモスが金の髪染めを手にそわそわとしていた。 スクエアグラスが似合うアモスさん。フラワーショップが好きだったのかもしれない。 農場管理官経験のある、照れ屋さんである。元山岳…
草むらにボワが実り、華やぎ始めた初春のエルネア王国。 トーアはまだまだ肌寒い夕刻の噴水通りを、シェイラ・シャリフの看取りに向かった。 一人暮らしのシェイラさん。 カーネイの瞳を持つ彼女は、魔銃兵として活躍していたことがある。 シェイラの父マリ…
242年1日。 ナトルの学舎の入学式を終えた神官トーアはカルネ皇帝の橋を渡り、旧市街区に向かった。 母ハイリ・ラムレイを看取るためである。 山岳ジュガーノフ家の第五子として生まれたハイリは、成人後ディエゴ・ラムレイと結婚し山を降りた。農場管理官を…
今日から咲き始めたウィーリアの花を摘みとると、久しぶりに実績達成のアナウンスがきた。 実績「園芸マスター」神殿のアトリウムに咲く花を1000個採取。 勝手に咲く花を摘んでいるだけなので園芸している感覚は全くないけれど。 神殿のアトリウムの花を毎日…
年末の噴水通り。神官トーアは、ダイアナ・ジュガーノフの右肩にナーガの使者がはばたくのを見た。 「まじめ」で「グリニーの導き」持ちでありながら、武術職にも農業管理官にも興味のなかった様子のダイアナさん。 彼女のグリニー因子は初期国民キャサリン…
山岳兵の看取りが続く。神官トーアの叔父ウルリヒ・マーウィンが危篤になったのは、マール・エドモンドを看取った翌日のことだった。 ウルリヒ・マーウィンは三代目PCハンナ・ジュガーノフの三男で、山岳ジュガーノフ家から山岳マーウィン家に婿入りし、一生…
麦播きの日の夕刻。マール・エドモンドの看取りのため、山岳兵団の村を訪れる。 ちょうど近衛騎士のレオンスがマールを訪ねてきているところだった。 「思いやりのある」マールは山岳家に嫁ぎ、よき妻よき母としてエドモンド家を支えた。 夫のトバイア・エド…
ダフネ・ガリカの看取りを終えた。 噴水通りのアパートに一人暮らしをするダフネは27歳。「ご長寿さん」である。 にこやかにデモンタバールを振り回す「超ワイルド」なダフネさん。 平均1000pt/年を超えるのを見る限り、探索が好きだったようだ。チカラステ…
ポムの実の収穫を終えた農場管理官たちが行き交う夕刻の郊外通り。 神官トーアはヘトヴィヒ・バインドラーの看取りに向かった。 ヘトヴィヒは黒いスクエアガラスを手にトーアを迎えてくれた。 仕事の称号はない。「思いやりのある」ヘトヴィヒさんは、今では…
熱気冷めやらぬ王立闘技場を後にして、神官トーアは魔銃師会へ向かった。 魔銃導師ユードラ・クルックを看取るためである。 ユードラは危篤のため、バグウェル戦を観戦することができなかった。 夕2刻に到着すると、ユードラは友人に取り囲まれていた。危篤…