グリニャールの祝福

スマートフォン用ゲームアプリ「ワールドネバーランド エルネア王国の日々」のプレイ記録です。ミリー国民です。5代目の神官の立場で、業務のことや、初期国民のこと、日常のことなどを少しの間だけ書く予定です。

ロベルタ・ビリンガムの看取り

年末年始は穏やかな夜一刻を迎えられていた。明けて240年2日、仕事始めのこの日、神官トーアには大仕事が待っていた。朝確認した予定表に書かれた「ロベルタ・ビリンガム危篤」の文字。ロベルタ・ビリンガムは今上陛下である。ミリー陛下を初代とした時に5代目の国王だ。

 

我がビリンガム王室には、240年までに、キャニング家(ボリス陛下の王配エーヴ殿下のご実家)、ジョンソン家(エーヴ殿下の妹がガイスカ・ジョンソンに嫁ぎ、その娘が3代目国王に嫁ぐ)、アシオン家(4代目)、オルコット家(5代目ロベルタ・ビリンガム陛下の王配の実家)、ロナーティ家(6代目)、から王配を迎えている。初代ミリー陛下の王配トマス殿下のご実家の家名はわからない。

 

初代王太子ボリス殿下の妻エーヴ殿下のご実家キャニング家は、エーヴの王室入りと、その妹のドロシーのジョンソン家入りで断絶した。

 

初代ミリー陛下はトマス殿下との間に6人の御子を設けられた。そのうち王太子である長男ボリス殿下を除き、一般国民となった男児が3人いる。次男アイヴァン、三男ラザール、四男フランシス。エルネア王国はビリンガム姓が最も多いが、毎世代ビリンガム姓の先王子が放出されるのに加えて、ミリー殿下の三兄弟がこのビリンガムの繁栄に一役買っているのは間違いない。

 

おだやかなロベルタ陛下は、新年の行事を滞りなく務め、最期の日も笑みを絶やさなかった。

 

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