シルヴィ・ネビルの看取り
近衛騎士隊員の看取りが続く。
城下通りにあるシルヴィ・ネビルの家を訪れた。
シルヴィのネビル姓は、亡き夫ジョナサンのものだ。
我がミリー国のネビル姓はすべて、初期国民グウィード・ネビルに連なる。グウィードは初期国民フィリーダ・ソールズベリを妻としている。グウィードとフィリーダは同級生で同じ城下通り育ちだった。ソールズベリ家はフィリーダ1人しか子がいなかったのでソールズベリ家は断絶した。
ジョナサンはグウィードのひ孫にあたる。
シルヴィ自身はソラル家の出身で、父方の祖父が初期国民マルコス・ソラルだ。シルヴィの母は初期国民ラザール・ビリンガム(ミリー女王の三男)と初期国民ロシェル・ブラウンの娘である。
シルヴィは騎士隊長を勤めたこともある。ステータス、対戦成績、武器・スキルの熟練度共に、トップレベルの騎士といえる。
シルヴィの長男ピノはネビル姓を、次男ティモシーはビリンガム姓を名乗っている。