神官トーアと一つの人形
神官の年末は選挙の進行が二つ。
魔銃導師選挙と。
評議会議長選挙。
新年一発目の奏女の朝ごはんはローズヒップティー。
やっぱこの奏女、ピンクのもの好きだな?
親友シルヴァンが懲りずに魔銃兵に志願してるから、新年の暇な時だけ手伝ってやった。
この顔が絶妙に気持ち悪くてシルヴァンらしくて好き!
イレーヌさんから貴重な雪の日の会話ゲット!
鼻血でそう!
嬉しさに饒舌気障になるトーアだった。
自分からは妻ゴコロをくすぐる台詞が言えないため軽くあしらわれる。
…て、ことがあったんですよね。
何か、こう、妻をどきっとさせて、惚れ直してもらえるようなフレーズありませんか。
アゼル君「不器用な性格の人間に聞くのは間違ってるね」
ピンク色の朝ごはんを食べ続ける奏女。
父がニヤニヤしながら手渡してきたものは…
ココナッツジュース!まだ春になったばっかりなのに気が早すぎるよ!
新顔が並ぶ新年の授業。
ちなみに神殿にはシンゾめっちゃ好きなお姉さんがいるから、シンゾの魅力についてはそのお姉さんに聞いてください。
イレーヌさんからは…
カッバ炒め!
美容の知識が深いのか、イレーヌさんは結構カッバ推してきます。
旅人に神官業務について聞かれると、こっちが関心することが多い。
旅人だった時の記憶はほぼないので、全部初台詞に見えます。
さて、新しい奏士ニーノ君の話をしたいのだが、
彼にはすでに恋人がいて、しかもあの壮年独身女イレーヌの妹。
お姉さんを反面教師によく学びました!ルクレース!
麦の日の収穫のこの日、全てのNPCが麦を持って畑に向かう中、奏女リサだけはマル茸のスープを持って移動。やっぱりこの奏女、なんか変だよね!?
この日は父ディエゴが危篤でもあり、
不肖トーア駆けつけます。ゴーストタウン旧市街地へ。
麦の収穫に大忙しの庶民を尻目に、優雅にココナッツジュースを飲んで、ゴロゴロする父ディエゴ。貴族か。
お腹空いてるということなので、ラゴサンドを勧めるが、断られる。
しかしゲゾパンは素直にもらう。
かわいいもの好きなんですよ。父ディエゴは。
誕生日に星の砂あげても受け取らないのに、いむぐるみは断らないんだもんな。
王国の記録に旅人が失恋王としてのってた。
PC優遇システムすぎる!たまに二回失恋して去っていく旅人いる。
まだまだ生命の輝きに満ちた父ディエゴの最後です。
母ハイリと魔銃夫婦にしてあげればよかったなーと少し後悔はしてます。
おつかれさまでした。
珍しくピンクじゃないもの食べてた奏女リサ。
シンゾの季節よ?ゲゾフライはいいのか?
父の葬儀は、進行を奏士に代わってもらいます。
神官服だから顔が見えないなー。
後ろの女性騎兵は危篤の日に父を訪ねてきてくれてたので、友人でしょう。
この日の結婚式。新郎側で拍手するイレーネ何回見たことやら。
でももう恋人がいるので余裕の表情です。
陛下にお悔やみを言われるとありがたい気持ち5割増です。
父ディエゴの死を悲しむような春の雨。
この日の審判はイレーネのお父さんの試合。
イレーネは家族の試合毎回見にきてるから相当暇らしい。
シンゾが取れたので奏女におすそ分けしようかなと考えているところ。
でも奏女の自主的な動きを尊重したいのでおすそ分けはやめました。
収穫祭前の豊穣の祈り。今年のエナの子は神殿で愛を育んだ2人です。既婚。
現奏女リサの部屋に泊まったことは内緒にしてあげます、元奏士イラリオ君。
一番安い普通のパンしか食べなかった元奏女シンディ。
イラリオをよくしつけてください。
息子フィリップに誘われて酒場に来たのだが、このマトラ定食の占い会話が!
姉のミトラは収穫祭が誕生日なのでこの会話が見れなかったみたい。
全く気づかなかった。
シルヴァンが気持ち悪く甘えてくるので、
笑顔でマトラ定食を投げつけておきました。
神官はマトラつってもいいことないし、シンゾ釣りしてたところ、イレーヌさんが来てヒョイっとキングマトラを釣って何処かに行きました。仕事人すぎる!
この日の新婦は、元奏女ナターシャ。
なかなか恋人ができない印象があったけど新成人放流されたら余裕でした。
それに比べてイレーネは…。
トーア「イレーネついに恋人できたんだけど」
シルヴァン「結婚まで十年かかりそうだよね」
釣り大会の表彰式に、なんとイレーヌさんの姿が!
去年は釣りに誘いまくってキングマトラを一緒に釣ったのに、納品ができなくてイレーヌさんの入賞はなかった。
今年は何も構ってないのに、勝手に大きいの釣って勝手に納品していた。
応援するNPCから目を離した方が納品しやすいのかな?
イレーヌさんを表彰させてもらえる光栄に感きわまるトーア。
優勝は山岳嫁で大きさも桁違いだから仕方ないね。
この人妻もかわいいです。
来年こそはイレーヌさん優勝しそう!
しっかり者のミトラちゃん。
どんなお仕事したいのでしょうか。
巫女を志してます。
神殿に勤めているお父さんの仕事をかっこいいと思ってくれてそうで嬉しい。
奏女の朝ごはんは新しいピンク。その手があったか。
ついでに奏士室をのぞいてみると…
あれ!?ワープ!?あとリサ、その人恋人いるからな?!
しかも幸せだから!ダメだよ!
ニーノ君はシズニの恵みじゃありませんよ?
この日も朝ごはんピンクでした。
奏女リサの部屋チェックの後、奏士の朝ごはん見に行くと、すごい人がいる!
しかも女ばかり!旅人熟女問わず!とんだモンスターだぜ!ニーノ君!二日続けてヤカトロ!
そしてその部屋にまた入っていく人が…
だからニーノ君は恋人居ますからね?
イレーネの二の舞になりそうな奏女リサだった。
イレーヌさんは朝に神殿にダッシュするトーアにわざわざ会いにきてくれるのだが、
奏女の部屋にいるところ目撃されることも多い。
こ、これは浮気じゃない!断じて!
夏至にマカボカらしい。ピンクマダー?
イレーヌさんの居場所を調べると噴水通りB-1-2。
トーアの奏女室通いはバレてるのでその報復の浮気だったりするのでは。
気が気でない元プレイボーイ・トーア・ラムレイ、出陣。
ダッシュで移動して問い詰めます。
しかしその部屋にいたのは…1人の若い男…
若い男だが…
笑顔の可愛い赤ちゃん…!
どうやら上司のお子さんに会いにきただけみたい。
新しい職場でも新しい人間関係を作ってる様子の優秀な女性イレーヌさん。
それにひきかえトーアってやつは…。
トーアは自分とイレーヌさんのレベルの差を改めて認識したのだった。
奏士なのにせっせと香水作りしてる偉いニーノ君と、明らかにニーノ君に気のある奏女リサ。
奏女よ、気づきなさい。ニーノ君は手に入りません。
あとあなたどうせ給料もらうんだから仕事しなさい。
しかし残酷にも2人は出かけてしまう。
雨のにおいにリラックス効果がある…
愛妻の何気ない発言にひらめきを得たトーアは、久しぶりに香水作りに取り掛かることに。
夏の花ラーミラの情熱的な香りが若者を無謀な恋に走らせるのかもしれない。
気分を鎮める香水の香りで神殿を満たせば、リサは我にかえるかもしれない。
崇高な計画の過程で調香師の実績を解除。
シルヴァンが何かくれた。
ガインゼリーか。夏らしくていいじゃないか。
この日の審判はイレーネの母上の試合。
応援にはルガード家の三姉妹。
真ん中のルクレースが奏士ニーノ君の恋人で、イレーネと違って忙しいのか、毎回は見にこないルクレース。
この日はイレーネ母勝利でした。
騎士の両親を持ち、毎試合見にきているイレーネが、いつか騎士になってくれたらいいのにと思う。
でも恋にかまけすぎて全然鍛えてないし、騎士を志したところでのんびりしすぎて寿命に間に合わなそうとも思う。
元奏士のユアン君がいました。
辞めるのが早いのでそうかなとは思っていたが、恋人ゲットしていた。
この日の朝も奏女はノリノリで奏士の部屋に突撃。
ニーノ君は冷静に部屋を出て…
花を摘み始める!
ふたつ、
みっつ、
よっつも!
朝に花を摘む奏士自体初めて見たし、よっつも摘んでるのは巫女でも見たことない。
大体一つ摘んで香水に変えてる印象。
ニーノ君もてるだけでなく仕事もできるとは。
ピザをどうやって台所で焼いたのか不明な奏女リサ。
この奏女、やはりシステムを超越しようとする感じがおかしい。
おかし作りもお手の物のニーノ君。
葬儀後、ヴァーナ王女が料理をくれたのでどうしたのだろう?と思ったのだが、
コチャのグリル。この意味は後で明らかに。
美人な人妻に祝われて気づく誕生日。
もしやヴァーナ王女はトーアの誕生日の贈り物としてお料理を?と思っていたところ、
昼の結婚式。
新郎は、独身壮年女性イレーネを振った「世渡り上手」のアントニオ君。
ティアナン姓最後の独身成人でもある。
そして新婦が、
ヴァーナ王女。
王族服じゃなかったのですぐわかりませんでした。
なるほど、朝の差し入れは、「今日の式よろしくお願いします」の意味か。
現代日本社会並みの気配りの精神のあるヴァーナ姫。さすがでございます。
ティアナン姓一世代延命!
ティアナン姓の希少性にも配慮されたであろうヴァーナ殿下のご配慮。
この夫婦は強そうだ。
日頃から雑に扱ってるのにトーア大好きなシルヴァン(デリケートな性格)。
今年は誕生日を祝ってくれました。
今日も朝ごはんはピンクらしいが、食べる気配はゼロの奏女リサ。
奏士ニーノは朝から酒でした。
ニーノ君もキャラがいいから毎朝奏女奏士室をはしごするのが日課になってて忙しい。
一方トーアの朝ごはんは、
イレーヌさんお手製バザーンサンド!嬉しい!
誕生日朝食後もトーアにプレゼントくれる最高なイレーヌさん!
イレーヌさんのために栽培していたカッバも収穫を迎える。
この後イレーヌさんがギブアップするまでたくさんカッバあげました。
朝ごはんピンク継続!最近ゲゾフライないなー。
この日なんと奏士が変わっていた。
ニーノ君は適度に気を持たせるくせに、気のない女性に言い寄られた時には、仕事に励んだり、奏士をやめたりして、本当に女あしらいがうまい。2代目トーア襲名させたいくらいだ。
さて新しい奏士ランス・カラスコ。
顔が初期国民ヤン・カラスコにちょっと似てるが。
この奏子は、なんとなく男好きな雰囲気がある。
恋人なし。
奏女リサを見ると立ち尽くしていた。
何しているかを聞くと…
また文机でご飯食べようとしていた!
一方今日のトーアの朝ごはんは、
イレーヌさんお手製のラゴサンド!
ご期待に添えるよう精をつけさせていただきます!
と、思っていたのだが朝食後イレーヌさんが…
きたー!
これはあれですね。誕生日プレゼントのやつだ。
11日が第三子の誕生日かー。
イレーヌさんにそっくりの娘希望!
あ、でもそっくりだときっとその娘の夫のこと許せないから、やっぱり全然似てない子供で!
嬉しくてミトラにお人形をあげたら、
人形一つで性格が変わってしまった!
繊細なムード→奥ゆかしい
初代PC時代に、数百個単位で、子供の性格が変わる系のおもちゃをあげてたのに、結局変えることができなかったので、それ以来挑戦すらしていなかった。
会話は変わったのかどうかわからなかったけれど、久しぶりにミトラとたくさん話した。
トーアは妻イレーヌにかまい過ぎてて子供のことは結構放っておいている。
トーアに話しかけてきたこの女の子、シルヴァンの娘らしい。
顔も似てるし、「なんとなく地味」がシルヴァンの娘らしくてウケる。プププ。
ルシアーノ君が勝ち試合の報告をする日は来るのだろうか?
イレーヌさんと一緒に帰ると息子がいたので、
弟にも平等に積み木をあげる。
やっぱり一個じゃ性格変わらない。時の運と適性かな?
全然「奥ゆかしい」感じのしないミトラさん。
あっ…
神殿の巫女、目指さなくなってるー!これが反抗期か…。
お父さんの様子見て神殿仕事が嫌になったからすぐ性格変えたのかな。
性格によって将来なりたいものが変わる会話は好きです。
幸運の塔で奏女がニーノ君に振られていた。
仕事やめても追いかけられる2代目トーア(襲名)。
ああいう男に引っかかっちゃダメですよ。
男不足をものともしなそうな美少女カリーナちゃん。
今日の試合もイレーネ母。イレーネ絶対応援くるよね。
一年ぶりの妊娠会話を楽しみました。
ピンクからグラデーションのある朝ごはん。
いい加減な朝ごはんばかり食べて頭の中ピンクな奏女リサに比べて、このように普段から精のつくものを選択する新奏士ランスなら、ニーノ君でも仕留められそうだし、そこまでいかなくても一晩の過ちくらい起こせそう。
とりあえず星の日までで一区切り。
■243年新年~星の日■
・5代目PCトーアの父ディエゴ死亡
・奏女リサがピンクの朝ごはんばかり食べてる
・イレーヌ様釣り大会入賞
・「調香師」実績解除
・新奏士ニーノが恋人持ちで女たらしで働き者
・奏女リサが恋人持ち奏士ニーノに恋して失恋
・イレーヌ様第三子ご懐妊
・娘ミトラの性格改変
・ティアナン姓存続
・新奏士ランス登場
大きな事件は起こらない。日常化した神官生活という感じでした。
243年244年245年看取りまとめ
5代目PCトーアは239年秋から神官を引き継ぎ、239年25日から看取りの記録をつけ始めた。記録の主な目的は、初期国民の家名の断絶時期の調査である。
神官の看取り業務は1年に最大21回あり、基本的に祝日の前日に看取り業務はない。
これは祝日の朝2刻に公的行事があることが多いため葬儀ができないこととの兼ね合いであるように思われる。
■243年の看取り■
1日【シアン・カラスコ】魔銃師・優等生
2日【シルヴィオ・ジュガーノフ】国民・功労者
4日【アンジェリア・コラール】国民
5日【ディエゴ・ラムレイ】国民
6日【アンジェラ・バイゴット】国民
8日【ルエラ・アルボガスト】国民
9日【エリー・ボヌー】国民
10日【イヴォンヌ・バイゴッド】国民・功労者・シズニが導く者
12日【ウェイン・ビリンガム】国民
13日【アルステーデ・ジョルカエフ】農場代表・元老
14日【フローラン・カラスコ】国民・功労者・シズニが導く者
16日【フィン・カーゾン】国民
17日【フロランス・バインドラー】国民
18日【グラント・ソラル】国民
20日【カルメロ・アシオン】国民
21日【セイディ・シャイエ】功労者
22日【カート・カーゾン】魔銃兵・優等生
24日【エンツォ・ティアナン】国民・剣士
26日【キャサリン・ラムレイ】国民
28日【エピー・ルガード】近衛騎士
■243年の神官業務まとめ■
・ナトルの学舎での講義 3日「春に採れる物について」11日「ポムワインと火酒について」19日「星の日について」27日「新年の行事について」
・実績「調香師」を達成。香水を100個作った
・婚姻時の姓の選択によってティアナン家が断絶回避する
・25日に看取りがなかった。20名を看取った
■244年の看取り■
1日【パティ・ティアナン】国民
2日【ダイアン・ビリンガム】国王
4日【サラ・エドモンド】国民
5日【マルチナ・ビリンガム】魔銃導師・評議会議長・元老
6日【ロレーナ・ソラル】近衛騎士
8日【ガラ・ファウベル】国民・剣士
9日【ルチア・ビリンガム】国民
10日【ジェード・アロマー】農場世話役・功労者
12日【フランクリン・バイゴッド】近衛騎士・元老
13日【ガラテア・ジュガーノフ】山岳兵
14日【マイク・オルロフ】国民
16日【トム・ジョルカエフ】国民・シズニが導く者
17日【バイロン・ヴァンフック】国民
18日【サビーナ・ガリカ】国民
21日【ルナ・シャイエ】国民
22日【テディ・ジョルカエフ】魔銃師
28日【ゾーイ・カーゾン】国民
■244年の神官業務まとめ■
・ナトルの学舎での講義 3日「王国の季節について」11日「夏至について」19日「太陽の神と月の女神について」27日「新年の行事について」
・第7代国王ダイアン・ビリンガム崩御のため、神官として二度目の戴冠式を執り行った
・婚姻時の姓の選択によってジョンソン家とアシオンが断絶回避する
・ガラ・ファウベルが死亡し、我がミリー国からファウベル姓がいなくなる
・ジェード・アロマーが死亡し、我がミリー国からアロマー姓がいなくなる
・マイク・オルロフが死亡し、我がミリー国からオルロフ姓がいなくなる
・婚姻時の姓の選択によってルフィーニ家の断絶が決定する
・ 20日 24日 25日 26日に看取りがなく、17名を看取った。例年より看取り数が少なかった
・神官の授業の受け持ち日 3・11・19・27は昼一刻の授業のために午前中の探索が禁止されているが、試しに「授業に参加しない」を選択してもナトルには飛ばされなかった
■245年の看取り■
1日【ホセ・イバン・マーウィン】国民
8日【エレアノーラ・アルボガスト】国民・シズニが導く者
9日【リュクレース・アルボガスト】農場の達人・元老
10日【カサンドラ・ロナーティ】国民・元剣士
13日【キャロリン・ティアナン】魔銃導師・元老
14日【ブリス・ガリカ】国民
16日【クーガー・ルガード】近衛騎兵・優等生
18日【フェリス・ヒルシュ】国民
20日【タマラ・ボヌー】国民
21日【ジャック・ジョルカエフ】国民・功労者
24日【ラシェル・アシオン】近衛騎兵
26日【アゼル・ジュガーノフ】山岳兵団顧問・龍騎士・元老
28日【ラインヒルデ・コーツ】銃士・元旅人
■245年の神官業務まとめ■
・ナトルの学舎での講義 3日「春に採れる物について」11日「南の国の特産品について」19日「星の日について」27日「新年の行事について」
・ナトルの19日の講義「星の日について」では、実際には白夜についての講義を行った
・白夜の年につき、エルネア杯審判業務および勇者壮行会進行業務を経験した
・実績「調香マスター」を達成。香水を1000個作った
・婚姻時の姓の選択によってシャイエ家が断絶回避する
・2・4・5・6・12・17・22・25日に看取りがなかった。昨年よりさらに少ない、13名を看取った
◼️断絶家名■ 63/94
192年に94あった家名のうち、244年末現在63が断絶している。
242年末までの家系図調査によって断絶時期を特定した断絶家名には□印をつける。
243年末以降断絶した断絶家名には▽印をつける。
初期国民名簿に熟年者しかおらず断絶が予想できる家名には■印をつける。
初期国民の名前は赤字で記載する。
アーチボルト ■
アシュ □ フィル・アシュはジャスミン・マホニーを娶り、長女がアロマー家に、次女がシャリフ家に嫁ぐ。
アッピア □ エウヘニョ・アッピアが山岳エフィー・マーウィンに婿入りし、ローレンシア・アッピアが、ヤスミン・ジュガーノフに嫁ぐ。
アディンセル □ ロビン・アディンセルは山岳アントネラ・タラレクに婿入りし、クリステル・アディンセルがフョードル・カーゾンに嫁ぐ。
アモロス □ ルクレース・アモロスがアリツ・フォンボルクに、セシリャ・アモロスがジェローム・ガリカに嫁ぐ。
アロマー ▽
アンダーソン □ ブリアナ・アンダーソンがセルジュ・クルックに嫁ぐ。
アンドゥヤル □ グレッチェン・アンドゥヤルは、フラン・ジョルカエフに嫁ぎ、グレッチェンの妹はポワレ家に嫁ぐ。
アントルモン □ ハコモ・アントルモンの長女はリヴェット家に、次女はビリンガム家に嫁ぎ、長男ダリルがアントルモン姓を継ぐ。ダリルの長男ジェイミーはガリカ家入りし、長女マルチェラがアントルモン姓を継ぐ。マルチェラの二人の子供はロナーティ家とシャイエ家に入る。
ウォルターズ □ ウォルターズ夫妻の娘が、カビーノ・アロマーの次男に嫁ぐ。
ウッズ □ モードリン・ウッズがアルフレッド・ロナーティに嫁ぐ。
ウルジー □ アグリッピナ・ウルジーはマルコス・ソラルに嫁ぎ、アポロニア・ウルジーはリベルト・ヴァンフックに嫁ぐ。
エニュレ □ ダドリー・ネビルがマリナ・エニュレに婿入りし、長女ルビー・エニュレがシャイエ家に、次女がオルセン家に嫁ぐ。
エンドア □ ケイ・エンドアはアントニオ・オルロフに、アナベラ・エンドアはアイヴァン・ビリンガムに嫁ぐ。
オードパン □ オリーヴ・オードパンはロブ・リヴェットに、ダイナ・オードパンはテオドーロ・モンローに嫁ぐ。
オーバン □ ダニー・オーバンがイジドア・コーツに嫁ぐ。
オテロ ■
オルコット ▽
オルセン □ オルセン夫妻の長男の二人の娘は、デネス家とビリンガム家に嫁ぐ。長女はポワレ家に嫁ぐ。
オルロフ ▽
カーン □ ナタリア・カーンがジェイソン・バインドラーに嫁ぎ、モニカ・カーンがラファエル・クレイグに嫁ぐ。
ガルシア □ ガルシア夫妻の長男マウロが、アントニオ・オルロフの次女ベルタを娶る。長女はカトルーフォ家に、次女はビリンガム家に嫁ぐ。
キャニング □ エーヴ・キャニングがボリス・ビリンガムに嫁ぎ、ドロシー・キャニングがガイスカ・ジョンソンに嫁ぐ。
キャメロン □ マジョレーヌ・キャメロンはニッキー・フェティを婿に迎え、長女カレン長男ベルナルド次男マサイアスを設けた。カレンはブラウン家に嫁ぐ。ベルナルドはコレチャ夫妻の娘を娶って二女をもうけ、長女は山岳エドモンド家に、次女は下山ジュガーノフ家に嫁ぐ。マサイアスがフョードル・カーゾンの長女を娶ってもうけた二子は、カラスコ家とヴァンフック家に入る。エンツォ・キャメロンはイレーヌ・ストルイピンを娶ったが、イレーヌが高齢のため子供はできなかった。ラヴィニア・キャメロンはゴンサロ・エドモンドに嫁ぐ。
キルガーロン ■
グリーソン □ エリーザ・グリーソンがボードワン・シャリフに嫁ぐ。
ケルビーニ ■
ゲンズブール □ リディアーヌ・ゲンズブールがエドモンド・ヒルシュに嫁ぐ。
コーツ □ イジドア・コーツの三人の娘がジェンキンス家、ヒルシュ家、ネビル家に嫁ぐ。
コレチャ □ リュシアンとエミリアの二人の娘がクレイグ家とキャメロン家に嫁ぐ。
シャピー □ フェリス・シャピーがトム・ガリカに、セイディ・シャピーがフランシス・ビリンガムに嫁ぐ。
ジャブイユ ■
ジャリエ ロアナ・ジャリエ(11歳)の名前が家系図調査では見当たらない。初期神官エスモンド・バーロウに嫁いでいる可能性がある。
ストルイピン □ イレーヌ・ストルイピインはエンツォ・キャメロンに嫁ぐ。イレーヌが高齢のため子供ができず。
セリアー □ テリー・セリアーがウルリケ&フィン・ボヌー夫妻の長男に嫁ぐ。テリーが高齢のため子供ができず。
ソールズベリ □ フィリーダ・ソールズベリがグウィード・ネビルに嫁ぐ。
ディアス □ カトリーン・ディアスがネビル・バインドラーに嫁ぐ。
ディーリアス □ ダイアナ・ディーリアスはハコモ・アントルモンに嫁ぐ。
トーヴィー ■
バーロウ ■ イスモンド・バーロウはミリー国の初期神官。
バティーニョ ■ レメディオス・バティーニョはミリー国の初期巫女。
バハモンデ □ バハモンデ夫妻の長女がラウール・アルボガストに嫁ぎ、次女が下山マーウィン家に嫁ぐ。
バルデム □ アマンシオ・バルデムはタバサ・サンペリを娶る。長女ユードラ・バルデムはニール・アシオンに嫁ぐ。ユードラ・バルデムの弟マイカはロブ・リヴェットの長女ヴェラを娶り、マイカの長女はガリカ家に、次女はポワレ家に嫁ぐ。
ピケ ■
ヒルマン ■
ピント □ サマンサ・ピントがエリック・ルガードに嫁ぎ、ミカエラ・ピントがフランキー・カーゾンに嫁ぐ。
フェティ □ ニッキー・フェティがマジョレーヌ・キャメロンに婿入りし、フラヴィ・フェティがフランク・リヴェットに嫁ぐ。
フォンボルク □ アリツ・フォンボルクがルクレース・アモロスを娶る。アリツの長男フレンは山岳マホニーに婿入りし、次女ガリーナはビリンガム家に嫁ぎ、次男セルゲイがゴンサロ・エドモンドの次女を娶る。セルゲイの二人の息子はアルボガスト家とアシオン家に入る。アルバロ・フォンボルクはレーナ・ビリンガムを娶る。アルバロの長男ディッキーがセサル・ポワレの長女を娶り、長女グラディスはコラール家に嫁ぐ。ディッキーの三人の子は、アロマー家、ティアナン家、マーウィン家に入る。
ブラウン □ ケサーリ・ブラウンはレナ・ビリンガムを娶る。ケサールの長男バルタザールがブラウン姓を継ぎ、長女と次女はバイゴット家とサンペリ家に嫁ぐ。バルタザールは、マジョレーヌ・キャメロンの長女を娶る。バルタザールの長男ロナルドがブラウン姓を継ぎ、次男ギュイは山岳ジュガーノフ家に入る。ロナルドはヘクト家から嫁を娶ってブラウン姓を継ぐ。ロナルドの二人の子供はロナーティ家とカーゾン家に入る。ロシェル・ブラウンはラザール・ビリンガムに嫁ぐ。
プラマー □ ジョルジーヌ・プラマーがニコラス・ポワレに嫁ぐ。
ブロード □ ブロード夫妻の長男バンジャマンがアントニオ・オルロフの長女を娶る。バンジャマンの長女エリアは下山マーウィン家に嫁ぎ、次女イルマはブロード姓を継ぐ。イルマはフランク・リヴェットの孫を婿として、二女をもうける。長女イーニッドがブロード姓を継ぎ、次女フェリスはヒルシュ家に嫁ぐ。イーニッドは下山ジュガーノフ家の婿を取り、二子はアルボガスト家とビリンガム家に入る。
ヘクト □ ハーティ・ヘクトはパトリス・アシオンに嫁ぐ。ハーティの弟ワトキンがテオドーロ・モンローとダイナ・オードパンの娘デビーを娶る。ワトキンの長女はブラウン家に、長男はジョンソン家に入る。
ベネックス ■ 初代PC入国時に高齢かつ後継不在のため必ず断絶する山岳家。筆者のミリー国ではパロマ・マホニーが山岳の家1へ住居を移して、マホニー家が山岳家となった。
ヘンリンソン ■
ポワレ □ ニコラス・ポワレはジョルジーヌ・プラマーを娶り、長男ルスタン次男クレミー長女マティルダをもうけ、マティルダはオルロフ家に嫁ぐ。ルスタンはフランク・リヴェットの長女を娶り、二女をもうけ、長女は山岳タラレク家に、次女はクルック家に嫁ぐ。クレミーはオルセン夫妻の長女を娶り、三人の男児はそれぞれ、マーウィン家、ルガード家、シャイエ家に入る。セサル・ポワレはエリカ・ラプシンを娶り、長男アルヴィンがポワレ姓を継ぎ、長女ドナはフォンボルク家に、次女ジラはロナーティ家に、三女イッポリートはソラル家に嫁ぐ。アルヴィンはグレッチェン・アンドゥヤルの妹ソニアを娶り、長女シャーリーン長男サンチョ共にポワレ姓を継ぐ。シャーリーンはビッグ・コルベールの長男を婿にとり、二人の子供はルフィーニ家と下山ジュガーノフ家に入る。サンチョはユードラ・バルデムの弟の次女を娶り、二人の子供は山岳エドモンド家とガリカ家に入る。
マコケール □ ショセフィー・マコケールがヤン・カラスコに嫁ぐ。
モンロー □ キンバリー・モンローがウナイ・ラムレイに嫁ぐ。テオドーロ・モンローがダイナ・オードパンを娶り、二人の娘がヘクト家とソラル家に嫁ぐ。
ラプシン □ アドルファス・ラプシンはレギニータ・シャイエに婿入りし、エリカ・ラプシンはセサル・ポワレに嫁ぐ。
リヴェット □ ロブ・リヴェットの長女ヴェラはバルデム家に嫁ぎ、次女シャーリーはシャイエ家に嫁ぐ。フランク・リヴェットの長女オルネラはポワレ家に嫁ぎ、長男パットはハコモ・アントルモンの長女アリスを娶る。パットの二人の子供はブロード家とラムレイ家に入る。フランクの次女ジョアンはラムレイ家に入る。
ル・アンリ □ キリアン・ル・アンリはアンジェリン・ロナーティを娶るも高齢のため子供ができず。
レイトン □ レナ・レイトンはマルスラン・ジェンキンスに、ジュリア・レイトンはイェニー・オルロフに嫁ぐ。
ロスタン ■
アーチボルト、オテロ、キルガーロン、ケルビーニ、ジャブイユ、ジャリエ、トーヴィ、ピケ、ヒルマン、ヘンリンソン、ロスタンは生存者との家系的繋がりがまだ確認できておらず、ほとんどは熟年夫婦であるため確認が不可能なものと思われる。ベネックスは断絶確定山岳家である。バーロウとバティーニョは初期神官と初期巫女であり、結婚や子供作りが困難なことが予想される。
およそ3年間の家系図研究によって49/60の断絶家名の断絶時期やその経緯が明らかになった。
242年末の時点で11/60の断絶家名が断絶時期及び経緯が未確認である。
◼️存続家名■ 34/94
192年に94あった初期家名のうち、240年末に35が存続、242年末に34が存続、244年末に32が存続、245年末に32が存続。
240年末の国民数404名、 242年の国民数405名、 244年の国民数401名、245年末の国民数410名。
家名の右の数字は、第1回調査時(239秋)→第2回調査時(240年末)→第3回調査時(242年末)→第4回調査時(244年末)→第5回調査時(245年末)の国民の人数。
ビリンガム 46→54→52→51→53
デネス 5→4→4→3→3:熟年2名6歳1名
ジョルカエフ 15→17→17→17→16
ルフィーニ 5→4→3:熟年2名6歳1名→熟年2名→2
サンペリ 7→7→5→6→6
ガリカ 30→33→29→33→36
ボヌー 13→12→16→18→19
オルコット 2:熟年2名→1→0
コルベール 12→10→9→10→9
バインドラー 3:熟年2名5歳1名→3→3:熟年1名8歳夫婦2名→3→3
シャリフ 7→7→7→7→7
シャイエ 7→8→7→4:熟年3名7歳1名→5
ルガード 6→5→5→5→4
オルロフ 2:熟年2名→2→1→0
ラムレイ 11→14→13→13→13
コラール 9→10→6→6→6
アシオン 8→7→8→9→9
ヴァンフック 9→10→11→11→12
ロナーティ 7→6→6→5→5
バイゴッド 12→11→12→11→10
カラスコ 15→14→15→12→13
クルック 5→6→3→4→4
ヒルシュ 5→5→4→5→6→4
アルボガスト 21→22→26→27→27
マーウィン 23→20→21→21→20
ジェンキンス 10→12→13→16→18
エドモンド 20→20→22→25→27
ジュガーノフ 13→13→10→8→8
タラレク 4→4→6→6→6
マホニー 4→4→5→5→6
カーゾン 15→15→16→12→12
ソラル 12→12→15→12→13
アロマー 3:熟年2名7歳1名→熟年1名→1→0
クレイグ 7→8→10→9→9
ジョンソン 4→4→4→5→5
ネビル 11→8→9→10→13
■帰化旅人家名■
グリニャール(初代PC姓) 0
カトルーフォ 0
ティアナン 7→5→4:熟年3名7歳未婚1名→4→3
ファウベル 3:熟年2名7歳1名→熟年2名→熟年1名→0
バハモンデ(断絶家と同名、2度目の断絶はアルボガスト家入りのため) 0
コーツ(断絶家と同名) 2→3→3→3→2
ベルナップ 2→4→4→4→4
■初期国民の婿入り現象がなぜ珍しいか■
現行バージョンでは、NPCは結婚時に(王家山岳家を除いて)ランダムで夫か妻の姓を選択する。このため「初期国民の婿入り現象」は不思議ではないかもしれない。しかし筆者がエルネア王国に入国した当時のバージョンでは、王家と山岳家以外のNPCは夫の姓を選択する仕様だった。エルネア王国のサービス開始時には結婚した夫婦は夫の姓を使用することが普通であったため、「初期国民の婿入り現象」を珍しい事例として収集している。
我がミリー国の場合、200年前半生まれのNPCの世代から、妻の姓を選択する夫婦も現れることから、その時期に仕様変更(2018-03-09に行われたver2.1.22/2.1.23へのアップデート)が行われたものと考えられる。
■神官業務をこなし危篤者の家系図調査をした感想■
・神官はほぼ固定給であり、武術職でも農場管理会員でもないので探索や仕事に精を出す必要がなく時間がある。また一般国民、それも歴代PCと関係のなかった多くの「その他のNPC」の結婚と看取りに立ち会う。広くNPCの家名調査をするにはうってつけの役職と言える。5代目PC神官で、家系図を初期国民にまで遡り断絶家名を調査するのは少し骨が折れる。かといって2代目PCでは面白くないだろうし興味も浅いだろうう。3~4代目がラクに楽しくできそうに思う。
・称号を持たないNPCの死亡時のステータスに多く触れるに当たって、性格の積極性や勤勉さや使用武器や血縁や天賦の才が必ずしもそのNPCの職業を動機づけるわけではないことがわかってきた。有利と思われるものを持っていても称号のない国民は多いし、全て持ってなくても称号持ちのNPCはいる。ただ称号なしのNPCを比べた時に、探索好きなのか採取好きなのか、浪費家なのか貯蓄家なのか、納品するのか換金するのか、何パターンかの個性が現れるように見える。まだ研究段階ではないが今後注目していきたい。
・人口300~400人の国家に置いて、初期国名簿にあるような94もの家名は多様すぎだと思う。50年5~7世代をかけて30前後に落ち着いた現在の状況が普通であろう(まだまだ減りそうだが)。この経験から、エルネアの初期国民のデータは手作業で作っているという説を推したい。少なくともエルネア建国元年のデータをテストプレイヤーに192年遊ばせて8カ国の個性を出したわけではないだろう。旅人の入れ替わりが激しいとしても、少なくとも2~3世代経れば100近く家名を存続させておくのは不可能に近い。(ビリンガム姓も山岳姓も最初は王室しかないわけだし)
・上の事項と関連するが、スマホ版エルネア王国配信当初の仕様であった、「旅人が勝手に帰化する」「国民が旅人となってエルネア王国を出て行ってしまう」という仕様は自然で魅力的に思える。旅人や国民の流動性を、評議会議員や国王の身分で決められるといいのにとも思う。
・神官就任3年目にして、断絶家名調査は国民台帳や危篤者の家系図を駆使して、できるところまでやれた手応えがある。家名調査は一旦ここで区切りとしたい。
オクサナ・オルロフの看取り
242年の28日。
神官トーアは年内最後の看取りのために、オクサナ・オルロフの家に向かった。
「不器用な性格」のオクサナ。
神官トーアの娘ミトラに顔立ちが似ている。
国民にしては、探索ポイントが平均より5000ほど多い気がする。
ステータスや探索ポイントの割に強化は進んでいないデモンタバール。
デモンタバールは熟年になってから獲得したのではないだろうか。
オクサナはガリカ家出身。初期国民グウィン・ガリカの孫である。
また、初期近衛騎士隊長ロブ・リヴェットの長女で2代目PCキラの親友ヴェラ・バルデムの孫でもある。
こういう発見が家系図を見ていてあると面白い。
オクサナとは全く親交を持たなかったにもかかわらず、ヴェラの孫と知るだけで親近感が湧いてくる。
夫のマイクに看取られて。
マイクの母が、初期国民イェニー・オルロフの孫である。
我がミリー国のオルロフ姓はマイクで最後になる。
遠くを見つめるオクサナさん。
お疲れ様でした。
初期0歳国民グウィン・ガリカの孫、50年後の242年末に旅立つ。
長女のジュリアはガリカ姓を、次女のリリスはジュガーノフ姓を名乗っている。
オルロフ姓は断絶が決まっている。
マリサ・ジュガーノフの看取り
マリサ・ジュガーノフの看取りのために噴水通りの部屋を訪れた。
フラワーランドで買ってきたのだろうか?マリサは氷雪の香水を抱えていた。
色白で凛とした顔立ち、マリサの雰囲気は、氷雪の香水のイメージと良くあっている。
冬の日の晴れ間のように「おだやか」なマリサさん。
武門の家柄にしては戦闘があまり好きではなさそうなところが「おだやか」ポイントだろうか。
低めのステータス低めの探索・仕事ポイント。
所持金が少なめなので買い物が好きだったのかもしれない。
NPCがお金を使い込むことは意外と難しいので、それこそ香水を愛用していたのかも。
星3剣が鍛えられている割には、ステータスの偏りがないので、アカデ・カーネイの因子などあるのかもしれない。
夫のシルヴィオは、先日亡くなったバンジャマン・コラールと従兄弟で、祖父ロニー・ジュガーノフを同じくする下山ジュガーノフ家。第二世代下山ジュガーノフの系譜というわけだ。
ロニーの兄ピオに2代目PCキラが嫁いだので、5代目PCトーアとも遠い親戚関係だ。
マリサ自身はシャリフ家の出身で母フリアは初期国民ボードワン・シャリフの孫である。
マリサの父マリオはジョンソン家出身で、勇者称号を持つ近衛騎兵のディルドレ・ジョンソン、龍騎士称号を持つ魔銃兵のマドック・ジョンソン、この武人夫婦の間に生まれたガイスカ・ジョンソン、その妻でキャニング家出身のドロシー・ジョンソン(初期王配エーヴの妹)、これらの初期国民に加えて、初代PCレネー・グリニャールの血も入っている。初代PCの次女ヒルダが、ガイスカ・ジョンソンの息子ルイスと結婚して生まれたのが、マリサの父のマリオなのだ。
マドック、ルイス、マリオ、そしてマリサの姉のシェイラと4代に渡って魔銃兵だったマリサの血筋。姉のシェイラは今年の春先に亡くなった。
長男マクシムはビリンガム姓を、次男アナトールはジョルカエフ姓を名乗っている。
ロニー系のジュガーノフ姓は結婚による姓の選択を経て途絶えてしまうことが決まっているが、2人の息子の緑色の髪はロニー・ジュガーノフから脈々と受け継がれてきたものだ。
レジナルド・クルックの看取り
麦播きの日の夕刻。慌ただしい農場通りを後にして、神官トーアは噴水通りB区に向かった。
今日は魔銃兵レジナルド・クルックを看取る。
よほど体が辛いのか、横になって動かないレジナルド。
しかし機嫌はいいようで音符は飛ばしまくる。
柔らかいほほえみのスマートな印象に反して「頑固一徹」なレジナルドさん。
エルネア杯出場経験もあるらしい。
ココロ特化のステータス。銃そして遺跡、そして妻に一筋に生きたのだろう。
レジナルドの亡き妻ユードラは魔銃導師だった。
初期国民で近衛騎士のジーナ・ヒルシュの孫の孫にあたるヒルシュ家出身のユードラは、武人の才を遺憾無く発揮した人生を送った。
恋人や伴侶の後を追いかけて同じダンジョンを探索するNPCの行動が、これまで王国に何組もの魔銃夫婦を生み出してきた。
ユードラとレジナルドのステータスを比べるとやはりユードラの方が進んでいたので、ユードラを追いかけているうちに、こうなっていたという感じだろう。
それにしても、伴侶が魔銃導師在任中に伴侶が死亡した場合は、家族は噴水通りに引っ越すのか。旧市街にNPCが住む条件が厳しすぎる。
魔銃導師ユードラでもなし得なかった武器カンストをレジナルドは達成している。
2人の娘はよく似ていてまるで双子のよう。
長女サンドラはクルック姓を継いでいる。
サンドラ自身は魔銃兵ではないけれど、魔銃の名門ソラル家から婿を取った。
次女カーラは剣の名門コルベール家に嫁いだ。
多少どうでもいいのだが、レジナルドの父はアポリナル、祖父はプロスペルという。三代続いて五文字縛りだ。子供2人は娘ということもあって、サンドラ、カーラ、と、どこかユードラに似た名付けをしている。偶然とはいえ名前に規則性を見出せるこの瞬間のクルック家は、まるで現実の一族のようだ。
生命の輝きを自分の決めた相手に捧げた見事な一生。
葬儀参列者にそっくりさんがいてびっくりした。彼は誰?
ミケーラ・オルコットの看取り
元騎士隊長ミケーラ・オルコットの看取りのために、神官トーアは城下通りC区へ向かった。
ミケーラもまた今までの多くの近衛騎士隊員と同じように、危篤の日にもモフ毛狩をしたのだろうか?モフ毛を抱えて自宅にいた。
騎士としての勤めに「誠実なタイプ」のミケーラさん。
エレクの翼持ち。まさに騎士として生まれたようなNPC。
騎士隊長を務めたこともあるが、マテオ・カラスコにその座を譲り、今は近衛騎士として後輩を指導している。
通算19勝16敗。ミケーラは26歳であるから、少なくとも10歳の頃から選抜リーグに参加し近衛を志していることになる。エルネア杯に出場しない年があるなら、そのぶんだけ10歳よりも早くから選抜リーグに参加していることになる。
夫はロドリゴ・オルコットで、二年前にトーアが看取った。
両手武器をLv.15を超えて鍛えられる、それも剣を鍛えられるNPCは貴重だ。
勇者や龍騎士の称号はなくとも、歴史的な剣士に数えることができる。
長男ドナシファンは下山マーウィン家に、次男ガリコイツはビリンガム家に婿入りした。
初期国民ヘトヴィヒ・オルコットは「みんなのアイドル」で優等生の近衛騎兵だ。
ヘトヴィヒに連なるオルコット姓は、ヘトヴィヒのひ孫ミケーラの死をもって我がミリー国から消失した。
しかしオルコットの名前を王国が忘れることはないだろう。
オルコット家の名誉は、オルコットの名を持ったNPCたちの行動によって築かれ、王国の歴史に刻み込まれた。
オルコット姓は消える。
しかしその血脈は王国を循環し、オルコットの血を受け継ぐ誠実な近衛騎士は、いつか再び私たちの前に現れるだろう。
バンジャマン・コラールの看取り
赤や黄色の落ち葉を踏みしめながら、神官トーアは今日の看取りに向かった。
バンジャマン・コラールは妻アンジェリンとともに噴水通りに暮らしている。
「わがまま」バンジャマン。風貌も偏屈ジイさんっぽい。
あまり高くはないが、ココロ特化ステータス。
銃で遺跡に潜る以外はしたくない!みたいなわがままごころだろうか。
優しげな奥様は「みんなのアイドル」。
偏屈そうなバンジャマンを柔らかく操縦しそうなお似合いの夫婦だ。
コラール姓はアンジェリンのもので、アンジェリンの妹が現在の巫女のキャロライン・コラール。
先代巫女がアンジェリンとキャロラインの母のマリア・ホセ・コラール。
アンジェリンの父トマス・コラールは、初期国民トレバー・コラールの孫。
バンジャマン自身は下山ジュガーノフ家出身。バンジャマンの母エルサが初期国民キャサリン・ジュガーノフの孫で、キャサリン・ジュガーノフの次男ロニーの娘。
バンジャマンの父ジョーバーはアシオン家出身で、初期国民アシオン夫妻の第二子の孫。
長男のウィルバーはコラール姓を、次男のダイゾーはジェンキンス姓を名乗っている。